RADWIMPS好きになったんですけど、オススメ曲教えてください。

2016/09/22

RADWIMPS(ラッドウィンプス:通称RAD、ラッド)は、野田洋次郎さんがボーカル、作詞・作曲を担当するバンドです。RADWIMPSの曲のどれかを気に入ったときに、次に聴くべきおすすめ曲はどれか。RADWIMPSファン歴10年以上の私がご紹介します。

おしゃかしゃま

歌詞はこちら

言わずと知れた名曲です。"おしゃかしゃま"からRADのファンになったことも多いことでしょう。アルバム曲ですが、主力級です。

曲の特徴を簡潔に。

アップテンポで早口で日本語で、恋愛要素あまりなしです。

私はここが好き。

まずは歌詞でしょう。しかも冒頭の歌詞が秀逸。

カラスが増えたから殺します さらに猿が増えたから減らします でもパンダは減ったから増やします けど人類は増えても増やします

ここだけでこの曲の世界観を見事に表現しています。しかもテンポが良い。超早口。舌が回らないくらい。そして間奏がほとんどないので休憩できない。カラオケでこの曲歌ったら全力使い切る感じです。

歌詞内容の考察。

ご紹介したように、冒頭で、"人類って何様なのよ、神様か何かなんですか"という疑義が示されます。カラスや猿は多すぎると困るから減らそうとするし、でもパンダとか絶滅しそうなのは増やそうとしたりするし。だけど人類はずっと増え続けているのに増やそうとし続けている。そして、人類が思い描く神様は大体人の形をしている。これって人類は神様に近い存在だとか勝手に思っているの?という感じで。
そして、"僕が神様ならどうするか"という仮定に入ります。7日間で作ったりせずに、もっと時間をかけてきちっとした計画を立ててからにするよ、と。この7日間というのは、"天地創造"から来ているんでしょうね。
その後、破茶目茶になります。いや、無茶苦茶になります。そして、有耶無耶になります。じゃあどうしたら良かったの?どうすれば良いの?そこに答えはなく。どっちに行ったって、どこに行ったって、ダメだダメだってなるんだよね。ダメが生じない完璧な状態なんてないんですよ。だから、ありのまま生きなさいな。完璧を求めすぎないで。無理しすぎないでね。そんなメッセージを感じます。
※勝手な解釈です。悪しからず。

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愛し

歌詞はこちら

"愛し"と書いて、"かなし"と読みます。RADの世界では、"君"と書いて"恋"と読むなんて突然変異的なことも起きますが、"愛し"を"かなし"と読むのは、わりと一般的な範疇でしょう。というか古語です。"愛(かな)し"とは、相手をいとおしいとか、かわいいとか思う気持ちを意味する感じです。

曲の特徴を簡潔に。

わりとスローで優しく歌われます。日本語です。自己中心的恋愛感満載です。

私はここが好き。

やはり歌詞ですね。

自分より好きな君がいる 今の僕が好き

これが、この曲の世界観であり、ストーリーの顛末でしょう。私はこの言葉に救われたこともあります。これが一つの人生観になったと言っても過言ではありません。

歌詞内容の考察。

この曲は、とても自己中心的な内容で始まります。"優しさは、愛されるためだけにある"とさえ言ってのけます。人に優しくするのは、愛されるため。つまり、最初から見返りを求めているということですね。前半の僕にとって、優しさとか人ってのは、そんなものなのです。傷つけてきた人のことなんてなんとも思わずに。
そんな僕とは違って、君は、人にとっても優しいのです。なんでこんな僕を君は愛してくれるんだろう、と。僕は僕のことばかり考えているのに、君はなんで僕のことをそんなに愛しく思ってくれるの、と。

後半で僕は変わります。"自分より好きな人がいる"君のようになりたい、と。"自己的な愛"から、"利他的な愛"へと昇華するような形でこの曲は締めくくられます。

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さみしい僕

歌詞はこちら

なかなかマイナーな曲かもしれません。ファーストアルバムの、"もしも"の次の曲です。私は、"もしも"からの流れがとてつもなく好きです。是非合わせて聴いてください。

曲の特徴を簡潔に。

ややスローテンポでメロディアスで日本語です。オーソドックスな曲です。

私はここが好き。

まずは、この部分。

僕なんかとはつりあわないとは知ってたけど 君があまりにも優しかったから 思わず告白

君があまりにも優しかったから、思わず告白してしまうんです。"君のせい"という逃げ道をあらかじめ作っている感じが、臆病そのものです。

そして続いて、この部分。

返事のメールが返ってきて すぐには見ないで心の音聴いてみる

この気持ちわかる。うん、とりあえず気持ちを落ち着かせて・・・よし、見るか!!みたいな感じですね。わかります。

そして大好きなこの部分。

こうなることはわかっていたなんてのは嘘で

強がりそのもの。うん、振られることなんて分かっていたんだよ、ただ君が優しかったから告白しただけだよ、うん。

歌詞内容の考察。

ご紹介した歌詞だけでもわかるように、言ってしまえば、臆病で自分に自信がない甘ちゃんです。"さみしい僕"という曲名からも、"僕はさみしいんだよ"というアピール感が半端ないです。ただ、そんなところが大好きです。"もしも"の続編と言っていいくらい、人物像が重なります。ですから、是非つなげて聴いて欲しいですね。

もしも

歌詞はこちら

"もしも"とは、RADWIMPSのインディーズ時代の1stシングルです。1万枚限定で、100円で販売されました。それを"もしもの100円版"と呼ぶとして、それとは別にファーストアルバムに収録されている"もしも「みんな一緒に」バージョンがあります。ですが、歌詞は基本的に同じです。

曲の特徴を簡潔に。

ややスローテンポでメロディアスです。英語で始まりますが、途中から日本語に切り替わります。オーソドックスな曲です。

私はここが好き。

まずは、この部分。

もしも…本当にもしも…君も僕の事思ってくれてたら
なんて考えてる僕をどうか叱ってやってくれないか

サビであり、RADWIMPSのライブのアンコールの定番にもなっています。RADのライブに行くとわかるのですが、アンコールの際に皆がこのフレーズを歌い始めます。素敵な気持ちになります。

"さみしい僕"の世界観と同じなんですよね。格差恋愛。君上位。僕下位。君は神。僕は並未満。様々な表現がありますが、僕が君に思われるなんておこがましいわけです。そんな僕を叱ってやって欲しいわけです。叱ってもらえるだけでも喜ばしいのです。それくらいの存在なのです。それくらいの思いなのです。

そして続いて、この部分。

好きなもんは好きで それがダメであるならば君のせいで

"君のことを好き"は僕の中で完結してるのです。振られるか振られないかは君次第なのです。そして君は僕のことを振るのです。でも万が一、僕のことを振らなかったら、それは奇跡なんです。そんな奇跡が起こるなら、想定通りでなくてもかまわない。だから、奇跡以外を想定しておくのです。最高の逃げです。

そして、君の美しさを表現します。

周りのみんなは君を顔で選んだって言うけれど
そんなんじゃなくて そんなんじゃなくて 君の人間好きになった

君は美人。だけど、その中の人間はもっと美しい。そんな表現です。

歌詞内容の考察。

僕は、ずるくて臆病で振られることも君のせいにしちゃうくらいの子です。君と僕では格が違う。それを自覚しているのです。でも、どこかで期待しているのです。でも、期待し過ぎると傷つくから、傷つくのが怖いから、それを避けるため、逃げ道を作っておくわけです。振られることなんて重々承知だよ、と。

ひとつ気になる歌詞があります。

どうか時が戻るならば 純粋そのものだった君にまた出会いたい
どうか時が動かぬなら 素晴らしかった君に恋してた 僕のままで

ここを聴いて、何を感じますか?
君は純粋そのものではなくなってしまったの?
素晴らしかった君に恋してた僕。
素晴らしかったのも過去?恋してたのも過去?

37458

歌詞はこちら

"37458"と書いて、"みなしごはっち"と読みます。RADの曲は、タイトルだけで一捻りもニ捻りもあることが多いですね。そんなところも私は大好きなんです。

曲の特徴を簡潔に。

スローテンポで優しい曲です。日本語です。わりと歌いやすい感じです。恋愛というより、人生観というジャンルですかね。

私はここが好き。

やはり、冒頭。

このなんとでも言える世界がいやだ

これは深い。これが深い。受け取り手によっていくらでも解釈出来る歌詞です。というかこのフレーズそのものが、この世界はそういう感じだと言っているわけです。全てに通ずる魔法の言葉です。私的には。

 

絶対なんて絶対ない ってそれはもうすでに絶対です

ここからわりと良く聞くフレーズが続きます。良く聞く使い古された感じが出そうなところですが、この曲の世界観と重ね合わせていくと、いろいろと深みが増します。
絶対なんて絶対ない。ってそれはもうすでに絶対でしょ?
うん、だから何? 的な。

全てのことに自信がない ってそれはもう立派な自信です

これも。うん、だから何? 何も変わらないでしょ? 的な。

誤解を恐れず言わせてもらいます ってそれはもうすでに恐れてます

やっぱり、だから何? じゃあどうしたらいいの? 的な。

正しさの正しさを ただ知りたいだけ 正しく教えてよ

ほんとこれ。全てのことに、正しさがあれば、その正しさを知っていれば、知らなくても教えてくれれば、何も悩まなくて済むよね。
正解がいくつもあるとか困るから。そんな感じです。

歌詞内容の考察。

ひとことで言うと、極端です。バランス感覚の優れた大人な方は、極端過ぎるよと一蹴してしまう内容でしょう。

この曲の中の"俺"は、正しいことだけして生きたいのです。間違ったことをしたくないのです。間違ったことをすると、怒られるから嫌われるからマイナスだから。そんな感覚です。

"なんとでも言える"、そして、"どうとでもとれる"。これは、"だったらどれも正解じゃん"、あるいは、"それはどれも間違いになり得るんだよ"。そしてそれをどっちに捉えるのか自体も、"なんとでも言える"、そして、"どうとでもとれる"。

完全にループする。考えれば考えるほど、ループしてしまう。正解を求めて考えると、正解に辿りつけないことにある段階で気付く。それ自体が間違いに感じる。困る。もう取り返しがつかない。考え方を変えるしかない。全てが正解に捉えられる捉え方を考え始める。でもだからって何も変わらない。

お願い、うるさい、もう消えてください。

そんな感じなんです。

 

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