もしも私に子供が出来たら、きっと私の子供にもにきびが出来ると思う。

2016/07/30

私は、小さい頃から何でも出来ました。勉強でも、運動でも、竹馬でも、一輪車でも。
そして、中学に入るとにきびが出来ました。1つ出来たら、2つ、3つといくらでも。にきびデビューです。

そんな私でも、一つだけ出来ないことが出来ました。"にきびを治す"ということです。
"にきびの治し方"がわからない。私は困りました。

勉強なんて簡単です。だって、ただ勉強すれば良いんですもの。
一輪車だって簡単です。だって、ただ練習すれば良いんですもの。
痩せることだって簡単です。だって、ただ我慢すれば良いんですもの。

"そんなこと"を思っていました。"そんなことばかり"考えていました。"にきびを治す"以外のあらゆることが、とてもちっぽけに思えてくるくらいに。そんな私の頭の中は、いつのまにかにきびのことでいっぱいです。

青春をにきびで消化し続ける。今振り返れば、とても損した気分です。
青春時代から、青春時代末期に至るまでの間、私はにきびに効くと言われるあらゆることを試しました。

洗顔だって人一倍しました。洗顔をし過ぎると、逆に肌に良くないなんて説をまったく知らずに。
にきび治療薬だって目一杯塗りました。塗り過ぎに効果があるのか、悪影響はないのかなんて知らずに。

にきびを治す為にあらゆることを実践しているつもりでした。ですが、まったく成果は表れてくれませんでした。むしろ、にきびは増殖していく一方です。

勉強なら、すればするほど出来るようになったのに。
練習したら、すればするほど一輪車に乗るのが上手くなったのに。
私のにきびは、治そうとすればするほど、よりたくさんのにきびが出来ました。

努力は必ず報われる。そんなことを信じていた時期もありました。
でも、ちょっとだけ違いましたね。

正しい方向の努力は報われる。そんな気がします。努力の方向性を見誤った場合、報われないことも多いです。
まず、正しい道を選ぶこと。そして、心置きなく努力すること。経験的にこれが重要です。

その意味で、道を示してくれる指導者という存在がとても重要になります。

"にきびを治す"ということに関しても同様です。私は一人で悩みました。ただただ一人で悩み続けました。いろんな道を歩みました。いろいろな方向に努力しました。なかなか報われませんでした。

にきびを治そうと頑張っているのに、なかなか成果が出ない。すると、さらににきびが気になります。にきびのことばかり考えてしまいます。それがストレスだったのかもしれません。

"にきびの原因はストレス"とよく言われます。でも、これほど分かりにくい問題はありません。答えがはっきりしていないんですから。

数学みたいにバシッと答えが決まっていて欲しいです。
私は、この正解のわからない問題を解くことに必死になりすぎていました。

にきびとの出会い、赤鼻のトナカイ。

初めての出会いは、中1でした。季節はたぶん夏か秋でした。鼻の頭にでっかくて赤いにきびができたのです。
それは触るととても痛いし、触らなくても空気に触れるだけでなんか痛いし、中に何か潜んでいそうで、それはそれは醜いものでした。
周りの友達には、"赤鼻のトナカイ"と言われたりしました。そう言った友達も、きっと悪意はそんなになかったんでしょう。軽いユーモアのつもりだったんでしょう。罪の意識はないんだと思います。でも、言われた当人は、それはそれは意識しました。今でも覚えてるくらいですから。自分が一番意識してしまうのがにきびです。
冬でもないのに季節外れのトナカイですね。そんなせいか、トナカイと聞くと嫌な思い出ばかりが巡ります。

今思ってみれば、鼻の頭に1個にきびが出来たくらい、可愛いものだったのかもしれません。
それを皮切りに、数えきれないほど大量のにきびが発生するという事態が待ち受けていたわけですから。

にきびは伝染するのでしょうか。波及するのでしょうか。増殖するのでしょうか。
たった1個の赤鼻にきびをきっかけに、気づいた時にはもう顔中にきびだらけになっていました。

頬であったり、眉間であったり、おでこであったり、こめかみであったり、鼻には何個もできました。
さらには口周りも次々と新規発生するので、常にどこかにはにきびがある状態で、にきび0個といえる時期が全くなくなってしまいました。

そんな状態になると、にきびを数えることすらしなくなります。
小さいあの子は、こっちが治る頃には、あっちに出来ていたり。大きい彼は、それはそれは長いこと同じ所に居座ってるし。
痛みなんて気にならなくなってしまうくらい常に痛い状態であったり。痛みが引いたとしても、その後の赤い赤い跡がいつもあでも消えないし。鏡を見たらにきびが見えるので、鏡すら見たくなくなってしまうものです。

これが私の"にきびとの出会い"です。"にきびとの共同生活"の始まりです。"にきびとの闘い"の始まりです。

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にきびは青春のシンボル、そして青春のモルボル。

私は、中1ににきびが初めて出来ました、そして、その後中高生活6年間ずっとにきびに悩み続けました。
その中で、強烈に印象に残っている言葉があります。

"にきび治せよ"

同級生の男子に言われた一言です。彼はどんな気持ちでそう言ったでしょうか。軽い気持ちだったのでしょうか。私の為を思って言ってくれたのでしょうか。その言葉を素直に受け止めることが出来なかった私には計り知れません。
ただ、私にとっては、それはとても強烈な一言でした。

"私だって治したいよ"
"治そうといろいろやってるんだよ"
"でもダメなんだよ"
"治す気ないのかよみたいな言い方しないでよ"

そんな気持ちが溢れ出たのです。表面的には無表情だったかもしれません。でも、内面的には無作法に暴言を吐き続けました。

例えば太っている人が、

"痩せろよ"

と、軽い気持ちで言われたら、こんな気持ちになるのかな。そんな想像してみたこともあります。
痩せてる人からしたら、痩せることなんて容易いと思っているからこその発言かもしれません。
そこに重みはなく、悪気はまったくないかもしれません。
しかしながら、その心ない一言は、勝手に一人歩きして棘を備え、不躾に弱者を傷付けるのです。

幸か不幸か、私は太りません。食べても食べても、太りません。だけど、にきびが出来ます。幸か不幸か。

世の中、あちらを立てればこちらが立たないことだらけです。"トレードオフ"が世界を支配しています。"ないものねだり"で"あるもの軽視"、でもにきびはいらない。欲しくない。わがまま放題。したい放題。

彼にとったら、にきびを治すことなんて容易かったのでしょう。きっと。実際、彼もにきびが出来たりしていました。ぽつぽつと。

"青春のシンボル"ですね。

でも私の"シンボル"は、そんな生温いものではありません。

"青春のモルボル"と言ってやりたいです。醜態という言葉が実によく当てはまります。このためにあった言葉かな。

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モルボル撃退法、にきびは皮膚科へ。

"にきびは皮膚科へ"
そんな名ゼリフが叫ばれる昨今ですが、当時の私は、"にきびといったら皮膚科"という発想はあまりありませんでした。

テレビっ子だったせいもありますかね。CMの印象が大きく、"にきびといったらクレアラシル"というイメージでした。
ただそんなクレアラシルを試したものの、あまり効果を実感できず。夢打ち砕かれ、人生初めての挫折を味わい続けました。

そしてついには、"皮膚科という医学分野"に手を出し始めます。

そもそも顔を見られることに羞恥心であったり屈辱感があるので、病院に行くという事自体に抵抗がありました。"市販薬を購入する"という行為のほうが若干ハードルが低かったです。

意を決した私が訪れた近所の皮膚科医は、それはそれは高度な医学的見識をお持ちだったのだと思います。
私の思い悩み続けた時間については全く汲み取ってもらえず、一蹴されました。そんなつもりはなかったかもしれません。でも、私はそう受け止めてしまいました。
"とりあえず"、ビタミン剤と抗生物質が処方されました。私にとっては、"人生を左右するとても重大なこと"であると考えていた"にきびが治らない"という症状を、軽くあしらわれたかのように感じました。

それは、その出来事は、当時の私に衝撃を与えました。
"とりあえず"って。
ここが、私の"医師不信"の目覚めかもしれません。

一日も早くにきびゼロを目指したいんですよ。私は。
"にきびゼロ運動世界最速"を目指しているにきびアスリートなのですよ。私は。
といった熱く煮込まれた想いを、私は一切口にすることはなく、先生にその想いが一切届くことはなく、私の皮膚科体験は終わりを告げました。

そして、帰途に就いた私は思ったのです。
これは、肌質凡人には理解できない闘いかもしれない。"肌質が並より劣る者たち"の闘いなのである。

さて、"とりあえず処方された何か"の効果についてですが、正直何も実感できませんでした。
効いてるか効いていないのかがよくわからないんです。

にきびはそもそも生活習慣やストレスその他の複合的要因が絡む(と言われている)ので、処方された薬のおかげで治ってるのか、はたまた悪化してるのかがよくわからない。

ただ、いつまでたってもゼロにはならない。何を信じて、何を継続すれば良いのか。
ただ、何もしなくても、にきび生活だけは継続していくわけです。

ネガティブ、ポジティブ、プロアクティブ。

ネガティブとは、消極的、悲観的、否定的なことです。

にきびとどうやって闘っていいかがわからない、だから何もしない。これは消極的。
にきび対策をいくらやったってよくならない。また新しいにきびが出来るし。これは悲観的。
皮膚科で薬もらったけど、こんなの効かないでしょ。医師なんて信じられない。これは否定的。

そして、いろいろ考えすぎること自体がネガティブです。ネガティブな人は、心が傷つきやすい。だから、肌も傷つきやすいかもしれない。

ポジティブな人は、物事をシンプルに考えます。ストレス耐性が高いので、肌も強そう。そしてプロアクティブ。
プロアクティブな人は、ポジティブに行動します。積極的に動くことでポジティブ思考になったりします。

"プロアクティブ"と聞くと、ニキビケア商品が先に浮かぶ人も多いかもしれませんが、そもそも英単語です。意味のニュアンスとしては、"前向きに"とか"積極的に"という感じです。

つまり、にきび対策に"プロアクティブ"は重要です。これは、"プロアクティブ"を使うということ以上の意味を含みます。"プロアクティブ"な姿勢が重要ということです。

"にきびにはプロアクティブ"、素晴らしいキャッチコピーだと思います。

にきび治療よりもにきび予防を重視したほうが良い理由。

クレアラシルもプロアクティブもニキビ治療薬、ニキビ予防商品のブランドとして有名ですが、そもそも"にきび治療"と"にきび予防"の違いを整理しておきましょう。

"にきび治療"とは、"にきびを治すこと"です。出来ているにきびに、にきび治療薬を塗ることによって、にきびの治りを早めたりします。ここが重要です。人間には自然治癒力が備わっていますので、にきびは何もしなくても治ります。にきび治療薬は、その治りを早めてくれるようなものでしょう。

一方、"にきび予防"とは、"にきびが出来るのを予防すること"です。にきびが出来ていないところに、新たなにきびが出来るのを防ぎます。もしくは、一度治ったにきびが再発するのを防ぎます。

つまり、"にきびがいつまでも治らない"というのは適切な表現ではありません。"にきびが治っても、すぐに新たなにきびが出来てしまう"ということを繰り返している状態。にきびに悩んでいる人の大半は、このような状態ではないかと思います。

ということは、"にきび治療"よりも"にきび予防"が重要です。

何故なら、私の望みは、"今出来ているこのにきびを消したい"というよりは、"にきびが出来ていない状態になりたい"のですから。

パントテン酸とは、ビタミンB5の別名です。

ある時期、私の頭の中はにきびで支配されていました。
にきびが人生の全てと言っても過言ではない状態にありました。

何故、自分にはにきびができてしまうのか。
ある箇所のにきびが治ったとしても、すぐに違うところに新たなにきびができてしまうのは何故なのか。

他の人には、できないのに、何故私にはできてしまうのか。同じようなものを食べて、同じような生活を送っているのに。
むしろ、あの肌のキレイな友達よりも、にきびに良い生活を送っているはずなのに。

にきびは皮膚科で治せるんでしょ。皮膚科に行ったよ。私にとって私のにきびは重度だよ重症だよ。でも、軽度扱いされた気がしたよ。
薬を出されたよ。飲んでみたよ。何か変わったのかな?続ければ治るの?そんな感じしないけど。その時間をまた無駄にしてしまうんじゃないの。

いくら考えても、いくら考えても、また考え始めてしまいます。

にきびの原因、対策、いろいろと自分なりに調べたつもりです。にきびに悩んでいる当事者にとったら、とてもとても大きな問題なので、真剣に調べました。
それでも、答えは出ませんでした。

いろいろと試してきて、明確に効果を実感できたのは、パントテン酸の大量摂取だけです。
他は、効いてるのか効いてないのかよくわからないということが多いです。皮膚科で与えられる薬でさえ。

私は、NOW Foods社のパントテン酸500 mgを、1日20粒(朝5粒、夜5粒)摂取しています。1日10g摂取している計算です。
「飲み方:食品として1日1粒を目安にお水などでお召し上がり下さい。」と、書いてあります。その20倍です。大量摂取です。
また、注意事項には、「摂取量につきましては、記載の目安量を超えて摂取しないでください。成分によっては重大な副作用を起こす場合がございます。」と、書いてあります。注意しています。注意してください。

私は、1日20粒を5年くらいは継続していますが、副作用を感じたことはありません。(※個人の感想です。)

パントテン酸の過剰摂取(あえて過剰という感じの悪い表現にしてみています。)に問題があるかどうかは、私にはよくわかりません。答えは出ませんでした。

ただ、パントテン酸は脂質を分解する働きに重要な役割を果たすので、皮脂の抑制効果があると言われています。
また、パントテン酸は水溶性ビタミンであり必要以上に摂取しても不要な分は尿と一緒に排出されると言われています。

にきびに悩み続けた私が、八方塞がりになった時に手を出し、効能を実感できたという実証しかございません。

1週間試して、何も感じなければ、止めればと良いと思います。効果は比較的すぐ出るタイプの対処法と感じているので、試してみるだけでも価値があると思います。

私は、翌日には効果を実感しました。自分の顔の脂の質の変化に気付きました。さらさらに感じました。びっくりしました。
合うか合わないかは、あなた次第です。(当たり前ですが。)

もしも私に子供が出来たら、きっと私の子供にもにきびが出来ると思います。そして、私の子供もにきびに大変悩まされることでしょう。そんな時には、こんな話をしてあげたいと思っています。

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