【歌詞考察】「ずっと大好きだよ」「ほんと?・・・」【RADWIMPS】

2016/07/31

この記事のタイトルはRADWIMPSの曲名です。曲名だけでここまで表現してしまっています。

テーマは「永遠」でしょうか。

「ずっと大好きだよ」そんなこと言われたら、素直に受け止められない。信じられない。だって、ずっとでしょ?そんな簡単に保証出来るの?生半可な気持ちじゃ言えないよ。相当の覚悟が必要だよ。しかも、覚悟だけじゃどうにもならない面もあるよ。だった気持ちだもん。気持ちに保証なんて出来るの?やっぱり信用出来ないな。

そんな迷いと不安と自信の無さが垣間見える「ほんと?・・・」という返事ですね。

なお、タイトルを少し入れ替えるだけで、意味合いがグッと変わります。

「ほんと大好きだよ」「ずっと?・・・」

これもこの曲のテーマですね。

「ずっと大好きだよ」「ほんと?・・・」

歌詞はこちら

収録アルバム

1stアルバム「RADWIMPS」の11曲目です。

曲の特徴

初期RADにありがちな、綺麗なメロディーの曲です。歌詞の内容も比較的シンプルで分かりやすい。人物像は、自己愛が強くて自信が無くて君に恋する僕という感じです。

 

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歌詞考察・解釈

まず、この質問から入ります。

「思い出とは なんですか?」とあなたに聞かれた僕

思い出とは、なんでしょう?この曲は、時間軸で考えられている内容なので、思い出とは過去を表しています。

したがってこの質問は、「過去とは なんですか?」こう言い換えられるでしょう。

そして、僕はこう答えます。

あったかくて 懐かしくて 優しいものと答える僕

3つの言葉で表現します。定義しています。全て肯定的な意味です。思い出、つまり過去は美しいのでしょう。

けどきれいなものに流されて 思い出の中ばかり生きる
それじゃなんのための今なの? 思い出に浸るための今なの?

ここ好きです。思い出は美化されるもの。美化された結果、思い出の中はきれいなものばかりになります。とても居心地が良いのです。

では、良い思い出を作るために今を生きるんですか?

SNSに投稿するために、旅行に行ったり、写真を撮ったり、誰かと会ったり。
そんな人、いますよね。

いきすぎて、それ自体に義務感とかプレッシャーを感じていたり。

それじゃ何のための今なの? SNSに投稿するために今を生きてるの?

君が僕をいつまでも好きでいてくれると言うのなら
こんな歌はいつまでも歌わずにすむのになぁ
君が僕といつまでも一緒にいれると言うのなら
ほんとに僕はいつまでも君を好きでいられるのになぁ

ここも大好きですね。

「条件付きずっと大好き」です。
その条件は、「君が僕を好きなこと。君が僕と一緒にいてくれること。」

このタイプはなかなかずるいです。

だって、もし別れることになったとしても、それは全部君のせい。

だって、君が僕を好きじゃなくなったから、僕は君を好きじゃなくなったんだよ。
だって、君が僕と一緒にいてくれないっていうから、僕と君は別れるんだよ。

全部全部君のせい。君の責任だからね。全部押し付け。

そして、次の質問。

「永遠とは なんですか?」とあなたに聞かれた僕

永遠とは、なんでしょう?深いですね。答えはあるのでしょうか。

悲しくて 悲しくて 言葉が出なくなっちゃう僕

永遠ってなに?って聞かれて、永遠を考える。すると、永遠なんてないのではないかという考えに至る。そして、悲しくなる。言葉が出なくなる。分かります。

いつまでも いつまでも 生きてゆくことだと言う僕
そんな悲しい思いはしたくないという君

悲しい。切ない。いつまでも生きてゆくこと、それは悲しい。絶妙な表現ですね。

永遠など信じちゃえば 信じちゃうほど悲しくなるのは分かっているけど
君との別れなど時の軸から遥か彼方のどこかへ飛ばしたくなる

君との別れは、来るよね。いつか必ず。だけど、そんなこと考えたくないんだよ。想像したくもないんだよ。だから永遠を信じたいよ。でも、信じられるほどの何かがなくて。だから、悲しくなるから。永遠は無理でも、ずっとずっと遠くに遠ざけたいんだよ。嫌なことは。そんなことは忘れておきたいんだよ。

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まとめ

この曲のテーマは、やはり「永遠」です。そして、永遠などありもしないのです。

永遠なんて ありもしないのに 人は皆 永遠を望むんだね
でも限られた時の中で生きてるから
君は「美しい」と呼ばれるんだね

素敵なフレーズ。君が美しいのは、限られた時の中で生きているから。
永遠を望んでしまってる僕なんて、まだまだですよね。
僕はやはり、君にはなれない。君がいるから、僕がいる。

やっぱり、君次第。

君に全責任を押し付ける僕。

だって、君が美しすぎるから。

それも君のせい。全部全部君のせい。ずるすぎる僕。

この曲は、野田さんが高校生の時に作っています。高校生だからこそ、作れたのかもしれません。
やっぱり初期RADの世界観は、永遠だな~と思う今日この頃です。永遠なんてありもしないのに。

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