【歌詞解釈】ふたりごと【RADWIMPS】

2016/09/13

今から何を書きましょうか。どうやってこの感じを伝えましょうか。少し長くかかるかもしれません。でも、頑張ってみます。

神様もきっとびっくり 人ってお前みたいにできてない
今世紀最大の突然変異ってくらいにお前は美しい

と、なんとも最上級の言葉でお前の美しさを表現して始まります。ひとりごとではなく、ふたりごとです。二人の事です。一人の事ではありません。

ふたりごと

歌詞はこちら

収録アルバム

6thシングルです。

この直後にリリースした「有心論」と合わせて名曲中の名曲です。知名度もなかなかです。ここらへんでRADの人気、知名度は一気に加速しましたね。それだけインパクトのある曲でした。4thアルバム「RADWIMPS 4〜おかずのごはん〜」には、「一生に一度のワープver.」が収録されています。

曲の特徴

休みなく歌い切る。カラオケで歌うと結構疲れます。息をつく暇がありません。俺とお前、そして君と僕のふたりの物語です。恋愛がテーマと言っても良いでしょう。

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歌詞考察・解釈

RADの中で王道の歌詞です。一般受けも良いと思います。直球で、ひねくれ感があまりありません。直球過ぎて照れる方がいらっしゃるかもしれませんが。

今世紀最大の突然変異のお前の話。

この曲の前半は、今世紀最大の突然変異で誕生したお前の物語です。
お前の父ちゃんと母ちゃんは、愛し合いました。それはそれは密に。そして、お前が誕生しました。
だけどいつしか、目と目も合わさなくなってしまいます。「ただいま」なんてもう二度と聞こえません。
そんな二人を見つめて、お前は呟くのです。

「私の命は二人の愛の証 そこには一つだって嘘はない そうでしょう?そうだと言ってよ」
「二人に愛はもうないと言うなら私の命はすべて嘘に変わり…『時』に嘘をつかせないで」

私は、二人が愛し合ったから生まれたんだよね?その二人の愛の証が私なんだよね?そこに嘘はないんだよね?そうだよね?ねぇ、そうだと言ってよ。なのに、だったら、今の二人の関係は何?ただいまも言わずに、目を合わすことだってない。もう愛はなくなってしまったの?あの愛はなんだったの?その愛の証だったはずの私はどうなるの?嘘になるの?時間が経つと愛はなくなってしまうの?愛は嘘になってしまうの?ねえ、時に嘘をつかせないでよ。私の命を嘘にしないでよ。

という感じでしょうか。悲しいお話です。切ないお話です。だけど意外と起こっているお話です。愛を誓い合った二人。時が経つといつの間にか、その誓い合った愛が失われてしまう。どこにでも溢れています。悲しいくらいに。その時は本気だったのかもしれません。でもその本気って何ですか。本気ってそんな簡単に失われるものなんですか。切ないですね。

君がこの世に生まれた 奇跡を信じれないという
君と僕とが出会えた 奇跡を信じれないという

この「ふたりごと」は、RADの曲の中では珍しく、僕が君に救いの手を差し伸べるんですよね。大体、僕が君に救われることが多いのに。まぁそれでも、君は僕にとって神的存在なんですけどね。なんていったって、今世紀最大の突然変異ってくらいに美しいわけですからね。

だんだんと俺の話にシフト。

同じとこに空けたピアス お前のだけやけに光って見える

よく感じる話です。同じとこに空けたピアスなのに、お前のだけやけに光って見えのは何でだろう。同じ髪型にしたのに、彼女だけ美しく見えるのは何故だろう。俺とお前の違いは何でしょう。あなたと彼女が違うのは何故でしょう。

ここらへんから、お前の話から俺の話にシフトしていきます。俺のお前はやっぱり美しい。本当に美しい。といった感じです。

もう決めたもん。

俺とお前50になっても同じベッドで寝るの
手と手合わせてたら血も繋がって 一生離れなくなったりして

いい話。聴く人によっては、どうでもいい話。ただのノロケ話。

そして、こう続きます。

こんな夢を いつまでも見よう 醒めなければいいってことにしとこう
醒めるから夢と呼ぶんでしょう?って言うなら 他に名前つけよう

そんなの夢だよ。夢みたいなこと言ってないで現実を見なさい。今を見据えなさい。夢なんていつか醒めるんだから。醒めるから夢と呼ぶんでしょう?
って言うなら、夢と呼ばなければいいんでしょう。これは夢じゃないよ。だって醒めないから。醒めない夢に新しい名前付けるよ。それなら文句ないでしょう?
ただの屁理屈とか言わないで。そんなの重々承知だから。

という開き直り。ここから、そんな夢のような話が続きます。連発します。勢いを増していきます。

君僕(恋愛)

君と書いて「恋」と読んで 僕と書いて「愛」と読もう
そうすりゃ離れそうもないでしょう?いつかそんな歌作るよ

君(恋)、僕(愛)、君僕(恋愛)

という感じでしょうか。僕の恋は、僕の君。君の愛は、君の僕。君の話は恋の話。僕の話は愛の話。

「いつかそんな歌」それが、後にリリースされる「メルヘンとグレーテル」と言われています。「メルヘン」と書いて「僕」と読み、「僕」と書いて「グレーテル」と読むかのような、そんなお話。

君と僕が出会えたことを 人は 奇跡と呼んでみたいだけ
奇跡が生んだこのホシで起こるすべて 奇跡以外 ありえないだろう

さらに夢のような屁理屈みたいな話は続きます。

君と僕が出会えたのは、奇跡。恋と愛が重なるのも奇跡。恋愛って奇跡。ただ、そう呼んでみたいだけ。読んでみたいだけ。

地球は奇跡のホシ。だったら、そこで起こるのは、すべて奇跡のヘリクツみたいなハナシ。

六星占術 vs 一生に一度のワープ

六星占術だろうと 大殺界だろうと 俺が木星人で 君が火星人だろうと 君が言い張っても
俺は地球人だよ いや でも 仮に木星人でも たかが隣の星だろ?
一生で一度のワープをここで使うよ

さて、いろいろ出てきますので、念のため学習。

六星占術では、その人の生まれ持った運命を土星、金星、火星、天王星、木星、水星の6つの運命星に分けて占い、それぞれの運命星を持った人を土星人、金星人、火星人、天王星人、木星人、水星人と呼ぶ。

出典:Wikipedia

ふむふむ。

殺界(さっかい)は六星占術で、よくないとされる運気の流れ。殺界は星人ごとに違う。占命盤で殺界にあてはまるのは、以下の5つの運気。
健弱(小殺界)
乱気(中殺界)
陰影(大殺界)
停止(大殺界)
減退(大殺界)
特に、陰影・停止・減退は何を始めるにも何をやるにもよくないとされる大殺界であり、小殺界や中殺界と異なり、3年(または3か月、3日)継続する。停止の前後の年月日は特に注意して慎重に行動するべきとされる。

出典:Wikipedia

お前が六星占術を使い始めるなら、俺は一生に一度のワープを使ってやるよ。そんな気持ちですね。おそらく。

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まとめ

この曲では、お前と俺と君と僕と恋と愛と奇跡とありがとうが入り乱れます。そして結局、奇跡的な突然変異体である君が全てを解決します。その美しさで。

君は言う 奇跡だから 美しいんだね 素敵なんだね

全ての出会いは奇跡。だから全ての出会いは美しい。そんな素敵な奇跡に感謝して生きていこう。そんな感じですかね。

この君の台詞でこの曲は終わるのですが、一つ前に僕のこんな台詞があります。

君と僕が出会えたことが 奇跡だろうとなんだろうと ただありがとう

君と僕との出会いは奇跡であると信じたいでも奇跡じゃないとか言われてもかまわない。奇跡だろうとなんだろうと、「ただありがとう」だからね。奇跡かどうかは、僕では決められないかもしれない。だけど、ありがとうかどうかは僕が決める話ですからね。

記事下アドセンス

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